病み鍋的生活

FMV－６５MC８C/W
「もうなんだかんだでクリスマスだったんですねー」
セイバー
「昨日はクリスマスイブだってのにマスターは夜通し、美少女ゲームをしていましたしね」
音瑚まろん
「何だかんだ言いつつ、クリスマスイブなんてそう面白いもんじゃないってｗ」
朝倉由夢
「デートとかそういう浮いた話は無いんですか？」
音瑚まろん
「だからさ、一晩中、ふたみと夜を共にしたよ。いやー、幸せだね」
朝倉由夢
「いっそ死んだ方がいいな、このダメ人間は……」
フィーナ
「まあ、いいんじゃない？　ヲタクのクリスマスイブ、それどころかモテない男子なんてみんなそういう
ものだと思うけど」
セイバー
「それにしても何故、マスターは今日アニメイトに行ったのですか？」
音瑚まろん
「ブログのネタでもないかと家の近くをぶらついたんだよ。まあ、たいして何も起きなかったがな。
とりあえずゲーセン行ってさ、マジアカやって来た。
そんでその後はアニメイト。しかし金の持ち合わせが無いもんだから見て終わった」
朝倉由夢
「何も買わないんだったら行った意味ないじゃん」
音瑚まろん
「まあな」
FMV－６５MC８C/W
「それで何か買いたい物とかはあったんですか？」
音瑚まろん
「それがさ、『咲』って漫画、麻雀の話なんだけど、買ってみようかなーとか思ったんだよね」

フィーナ
「ふーん。音瑚くんって麻雀興味あったんだ」
セイバー
「確かにマスター自身、アカギは面白いと言っていましたものね」
朝倉由夢
「麻雀かー。わたし全然知らないなー。国士無双とかなら知ってるけど」
音瑚まろん
「そろそろ麻雀勉強しとくのもいいと思ってね。親父も麻雀やってるみたいだしな。
高校生にもなって麻雀うてないなんてちょっと悲しい気もするし」
FMV－６５MC８C/W
「なんかお主人ちゃんにしてはかなりマトモそうな話してますね。
他には何かないんですか？」
音瑚まろん
「そういや残り４日と差し迫った冬コミ、どうやら中３のメンバーでざっと１５人で行くらしいｗ
どこの軍隊だよｗｗｗｗ」
フィーナ
「当日は携帯の写メでその様子をバンバン撮って貼ってくのでよろしくー☆」
セイバー
「最後になんですが、クリスマスイブにマスターの小学校の友人、と言ってももちろんヲタクなんですが
彼がマスターの部屋に入った瞬間、一言

こりゃ、ひどいなｗｗｗ　ちょっとキツいぜ、この部屋ｗ


朝倉由夢
「実際、そうだとわたしは思うけど。友人、正論だよ」
音瑚まろん
「そんなに、そんなにひどいのか!?　絶対、俺の部屋よりひどいやついるって！」
フィーナ
「せめてこのポスターがハルヒみたいなアニメとかならまだしもね。
それにしても最近ポスターを貼るスペースが無くなってきているし、ちょっと困ったわね」
FMV－６５MC８C/W
「そういう事で困るだけ、お主人ちゃんは幸せだと思いますよ」